アイルランド留学

アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--ワーキングホリデー--ワーホリ体験談

リムリックで1年間滞在し、語学学校へ通い、レストランとホームセンターでの仕事をした、31歳女性の体験談です。

アイルランド・ワーキングホリデー経験者の感想
2023年9月~2024年9月・リムリック

 

1.年齢・性別・渡航前の職業

  31歳、女性、会社員(内装業)

2.滞在の概略について

2-1. アイルランド滞在期間

 2023年9月16日~2024年9月16日

2-2. 学校に行った期間とかかった費用

 リムリック・ランゲージ・センター / 12週間
 授業料 €1560
 ホストファミリー(6週間) €1380
 学生寮(6週間) €1080

2-3. 仕事をした期間と得た収入

 期間1ヶ月+7ヶ月半、収入1ヶ月平均 €1800(月払い)

2-4. アイルランドでの旅行・習い事・文化交流・ボランティアなど、学校と仕事以外の主な活動内容

 旅行としてはダブリン、ゴールウェイ、コーク、ウォーターフォードの主要都市に加え、The Cliffs of Moher、Bray、Connemaraなどアイルランドの自然に触れ合える場所へも足を伸ばしました。文化交流とまではなかなかいきませんが、パブなどでアイリッシュミュージックやダンスなどを身近に体験することができました。

3.住居について

3-1. アイルランドで住んだ場所・タイプと家賃(滞在費)

 ホストファミリー/6週間・3食食事付き (合計 €1380)
 学生寮/6週間・食事なし (合計 €1080)
 シェアハウス/リムリック・シティーセンターからバスで15分・9ヶ月 (1ヶ月 €520+Bill€30〜40)

3-2. 住居を探すのに使った方法・情報源

 Daft、語学学校のコミュニティ

3-3. 住居探しで苦労したこと、コツなど

 語学学校終了後のシェアハウス探しに関しては、Daftにて15件ほど内見を申し込みましたが、どこからも返信はありませんでした。 しかし運良く語学学校のWhatsAppグループに住宅情報が共有され、そこから内見を申し込み、内見後すぐに契約という形になりました。
 リムリックもなかなか部屋が見つからないという状況が続いているため、やはりコネクションで部屋を見つけることの方が多いようです。語学学校にてできたコミュニティや、職場の人からの紹介が主な住居探しの方法かなと思います。

3-4. 住んでいる間に困ったこと、トラブルなど

 ホストファミリー、学生寮は特に問題ありませんでした。
  シェアハウスに関しては、セントラルヒーターを稼働させるのは気温が氷点下になる時のみだったので、部屋の寒さに苦労しました。近くのホームセンターで小さなヒーターを買って寒さを凌ぎました。

3-5. 住んでみての感想、良かった点など

 ホストファミリーと過ごしていた時は部屋にいる時間の方が多かったですが、学生寮にいた時はリビングで誰かと過ごす時間が多く楽しかったです。電気代を気にする必要もなかったので、たくさん料理を作ってパーティーしたり、暖かい部屋で気兼ねなく過ごせてよかったです。
 シェアハウスはアイリッシュが2人、ブラジリアンが3人、リトアニア人が1人の自分を含めて7人の共同生活でした。カップルがエンスイート、そのほかは各自の部屋がありプライベートはしっかり確保できました。また、生活リズムもバラバラだったので大人数ではありましたが、シャワー・洗濯機などタイミングは被ることなく問題ありませんでした。住人はみんな綺麗好きで家の中は基本的に綺麗に保たれており、数ヶ月に一度、各自担当を決めて大掃除も行なっていました。

4.仕事について

4-1. アイルランドでした仕事の内容、差し支えなければ時給ないし収入額も

 アジアン料理店(1ヶ月)/ウエイター/時給 €11
 ホームセンターの店員(7ヶ月半)/品出し・レジ/時給 €12.80

4-2. 仕事を探すのに使った方法・情報源

 Indeed、CV手渡し

4-3. 仕事探しで苦労したこと、コツなど

 仕事探しを始めた頃は11月ごろで、クリスマス前ということもありレストランですぐ採用されました。しかし、クリスマス前にクビになり、そこから再度レストラン・カフェ・ホテルなど手当たり次第CVを配りましたが、年が明けて2月までは閑散期ということで、どこからも連絡がありませんでした。また、IRPの発行が申請から4ヶ月経っても終わっておらず、ホテルの清掃の仕事はカードがないと働けないとして不採用となりました。
 コツとしては、CVの作り方を語学学校のアクティビティで教わったり、先生にチェックしてもらって“捨てられない”CVを作るよう心がけました。
 レストランなどでは飲食業での就業経験の有無を必ず聞かれるので、日本で飲食のバイトの経験があることは大きな強みだと感じました。
 また、最終的に長く働いたホームセンターの仕事は、かなりしっかりとした面接があったのですが、事前にアイリッシュの人に面接の練習をしてもらったのが採用につながったのかなと思います。

4-4. 仕事している間に困ったこと、トラブルなど

 はじめに働いたレストランでは、まだ英語でのコミュニケーションに慣れておらず、指示がわからなかったりして困りました。また、同僚は中国人ばかりで、雑談は中国語が多いこともあり、会話の輪に入ることも難しかったです。
 ホームセンターでの仕事は、やはり英語での説明を理解するのに苦労しました。在庫管理に関しても様々な種類のペーパーワークがあり、はじめの頃は間違えたり、早く仕事を覚えなさいと注意されたり大変でした。また、単語として学校では習わないような様々な日用品を取り扱う大型店舗だったため、お客さんが求めている商品が何かわからず、トラブルになることこそありませんでしたが、その都度情けない気持ちになりました。

4-5. 仕事を通じて得られたもの、思い出など

 日本とは違うなと体感したのは、やはり就労時間に対する感覚です。日本で働いていた頃は、多少時間がオーバーになってもキリの良いところまで終えて そこで終了としていましたが、こちらの職場では 作業が中途半端でも「Go home!」と帰らされ、初めはそれにかなり驚きました。
 また、思い出としては同僚との何気ない日々のやりとりかなと思います。ホームセンターでの仕事は大型店舗だったこともあり、同僚が全員で45人くらいの大人数でした。その多くはブラジリアンやスペイン語圏出身で、私同様みな流暢に英語を話す訳ではありませんでした。ただ、その環境でもなんとか英語でコミュニケーションを取ろうとしたり、わからないことは質問しあったりと、お互いに思いやりを持って助け合いながら働くことができました。また、私が仕事を辞めて帰国すると知った同僚たちがお別れ会を開いてくれたことは最後のとても良い思い出になりました。同僚は初めからみんなフレンドリーで優しい人たちでしたが、自分が想像していた以上に仲良くなれて、ここで一緒に働けてよかったなと思いました。

5.ワーキングホリデーを振り返ってみての感想や反省。また、これからアイルランドへワーキングホリデーで行く人へのアドバイス

 ワーキングホリデー全体の感想としては、アイルランドに来てよかったなということです。ワーホリに行こうとはじめに思った際はカナダやオーストラリアなどの有名な国に行くことも考えたのですが、結果的に日本人が少ない・ヨーロッパ圏であるということでアイルランドにしました。確かに日本人が少ないということで、はじめの頃は情報収集に苦労しましたが、その分ヨーロッパ各国や南米出身の友人をたくさん作ることができました。これからは世界中に友達がいるんだなと考えると、日本から飛び出してきてよかったなと思います。
 反省として一番大きいのは「もっと英語で会話すること」ができるようになってからアイルランドに来るべきだったなという点です。確かに拙い語学力でも顔見知りの友人や現地で働くことはできますが、人とのコミュニケーションといった点では、現地に行ってから練習というのでは遅かったなと思います。英語がある程度話せれば深い話までできる友達を作ることも、職を得ることのハードルも下がったのではないかなと思います。
 1年間はあっという間で、英語での会話にようやく慣れたかなという頃に帰国という感覚が強いです。無駄な時間はなかったなとは思いますが、よりこの1年を充実させるためには、やはりもう少し英語の勉強をしてくるべきだったなと思います。
 うまくいかなければ数ヶ月で帰るかもしれないなと思っていたワーキングホリデーですが、最終的にはビザの期限最終日までアイルランドに滞在することができました。また、アイルランド最終日もこちらでできた友達と過ごすことができて、思い切ってワーホリに来てよかったなと思います。これからアイルランドにワーホリで来られる方へのアドバイスとしては、個人の反省からやはり英語での会話に少しでも慣れておくことかなと思います。


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