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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

31歳女性。ワーキングホリデーの最初の3ヶ月を日本人が一人だけのスワンで過ごし、最初は学校手配のホームステイ滞在。

アイルランド留学経験者の感想
2019年1月終了者

 

1. 年齢、性別、留学前の職業

 31歳、女、介護士

2.学校名及び期間

 Swan Training Institute
 2018年9月27日〜 1月19日まで(冬休み4week挟みます)

3.予算(お小遣いを含む)

・航空券(片道)エミレーツ航空8万7千円
・授業料(週20時間※午前のみ8week/週28時間※午前+午後4week)計1240+880+65(登録料)=2185€
・宿…ホームスティ(4week) 860€
 …シェア家賃・光熱費(7week)1027€
 …冬休み後残った1weekのための宿代(9泊分)183€
・食費(カフェ代込み/12week)約400€
・交通費(バス・ルアス代)250€
・その他雑費(SIM代、GNIB代など必要経費と靴や本など娯楽費)1000€
・冬休み中の旅行(4week北欧)宿・食費込み総計約50万円
 ※€分⇒5905€×128円=75万5840円
 合計134万2840円

4.留学の目的、及びなぜアイルランドを選んだか?

 ワーキングホリデーの前に高校以降ほとんど勉強していなかった英語力のレベルアップが主目的。
 欧州旅行に行きたいのでイギリスかアイルランドどちらかで考えており、年齢がギリギリなので比較的ワーホリビザ申請の通りやすいアイルランドにしました。また、日本人が少ないという情報も決めてでした。

5.最終的にその学校を選んだ理由

 値段と規模、立地でいくつかピックアップし最終的にホームページ、インスタなどのSNSの雰囲気で選びました。

6.学校及びステイ先とアイルランドでの生活のついての感想

・学校について
 学校の国籍構成ですが、ブラジル人4割と中国人が4割で残りの2割が他国(他欧州、トルコ、モンゴル、アルゼンチンなど)といった感じで期間中の日本人は私だけでした。
 初日にテストを受けてその結果でクラス分けがあるのですが、最初に入ったクラスではlistening、speakingのレベルが全然足りず、結果的に2回クラスを変わりました。基本Writingが基準です。理由を聞かれますがちゃんと伝えれば、思うようにしてもらえました。(特に2回目にもう一つ下げたいと話したときは、今のレベルであってるし何故?という感じだったのですが、そのクラスの先生との相性も良くなくて発言ができず、絶対変えてほしくて、話せるようになりたいんだ!ということを押しました。)
 初級は会話や質問の出し合いをするようなゲームや演習系の授業が多く、中級は文法や語彙、自由発言のディスカッションが中心でした。毎週金曜に振り返りテストがあり、点数と授業での発言内容を加味して、2週間に一度のレベルアップテストを受けることができる(自推の場合もあるし、先生やクラスメイトに言われてという場合もあり)というシステムでした。私はレベルを2個下げたので、最後の1ヶ月一個戻すことにしたのですが、その際テストは受けなくていいと言われました。先生曰く元々そのレベルだと思うとのことでしたが、その時々によりそうです。クラスを変わっていく事が前提なので教科書は購入せず、宿題も基本的にはなしという方針でした。IELT対策を力を入れてやっている印象があり、授業の余った時間などに先生が対策について話してくれました。
 一クラス15〜18人くらいで、私が移動したすべてのクラスに10人以上の生徒が居ました。初級クラスは中国人、中級クラスにはブラジル人が多く、休み時間はもちろん授業中も母国語が飛んでいました(酷いときは先生も注意するくらい)ディスカッションするときなどで設問の意味が分かりにくい時、母国語が同じ国の人は母国語で友達に聞くという事を行っていて、時々寂しい感じはありました。ただ基本的にはみんな英語を勉強しに来ているというのは同じなので、英語の会話です。あとは飲食自由、基本的にトイレや飲み物を取りに行くといった出入りも自由なので(ダメな先生も居ましたが)初日は学級崩壊してるのかと思いました(笑)グラフトンストリートにあり、1Fがマクドナルド、周辺にカフェやお店も多く便利ですが、教室が狭いため遅れると教科書を二人で使ったり座る場所が狭かったりしました。また授業中は出入り自由なのに、出席は厳しくバスの遅延が理由であっても授業開始から15分遅刻するとその時間の授業に参加できません(先生によってはOKな時もありました)。
 先生ですがアイリッシュが多い印象です。人気の先生が居て、話す内容も難しめで、speakingのスピードも速いのに板書を上手く使われるので、難しいのに授業が分かりやすく、私も好きでした。ただ二週間ごとで先生の受け持ちが無作為に中級・上級の中で変わるので、これは運だと思います。美術の学位を持っておられる先生がいて、午後のアクテビティでギャラリーや美術館へ行くツアーが何度かありました(参加者少なめ)。授業中に連れて行ってくれることもありました。あとスワンでは先生の養成を行っており、先生の卵が授業をするフリークラス(午後)が不定期で開かれます。ゲームや演習中心で、とにかく少人数で受けれる事、ほとんど外部の参加者(学内の参加者が居ませんでした)で、色んな人と出会える(色んな英語が聞ける)機会としては、良かったと思います。
 ちなみに午後の授業は私が居た際は中級クラス以上しか設定がなく本当に初心者レベルの子が困っていました。ただ、一クラス5人〜8人くらいで国籍もあまり偏りがなく、発言もしやすく、午前のクラスよりもゆったりした雰囲気ありました。先生は曜日で変わることがありました。私は値段の関係で週28時間という準集中英語コースを選択したのですが、独自のコースがあるわけでなく週35時間のコースの午後の授業を月火木だけ出るというもので、授業が飛び飛びになってしまいました。

・スティについて
 ホームスティのホストがシングルで働いておられ子供も二人いて常に忙しそうだったので、ご飯とか洗濯とか頼みずらい雰囲気があったことと、学校(シティセンター)までバスで朝一時間半〜二時間、夕一時間かかり(アイルランドのバスは時々来ないので…雨の日30分待ちとか…)、お金も体力も必要だったのがつらかったです。キッチンは使えず、二食付きだったけど朝シリアル、夕は週一でピザ、基本パスタだけと言ったワンディッシュでした。シャワーを毎日浴びてたら「毎日使うのね?」みたいに確認されたのも、毎日入るなってこと?と習慣の違いなのでしょうが、気を使いました。
 シェアはオーナー家族と同居でしたが、ダブルベットのシングルルームで部屋に冷蔵庫と電子レンジがあるという便利な所で、オーナーさんともビューイングの時から雰囲気良く、おかずの味見をしあいっこしたり楽しく過ごせました。家が中々見つからずひやひやした分、希望条件に近い物件が借りられて満足感があったことも大きいと思います。

・アイルランドでの生活
 外食は高く、ちょっとランチ食べると1500円〜2000円くらいかかってしまいます。LidlやDunnesなどスーパーの物価は日本とあまり変わらないと思います。雨と寒さの覚悟をしていましたが、日本の長雨のような雨が降らず、寒さも日本の冬1月〜2月の底冷えよりも暖かいくらいです。が、暖房環境が悪く、入れると家中全部の暖房入っちゃうので私のスティ先は自由に使用できず、渡航後すぐに買った70€くらいのウールの毛布に助けられました。電気あんか持ってこればよかったなぁとずっと思っていました。
 雨はすぐに止んだり、強風だったりして傘の意味がないので、ほとんど防水のジャケットで過ごしています。なのでもし持ってこられるなら防水ジャケットは良いものを選んだ方がいいかもしれません。もちろんスポーツ用品店などで売ってますのでこっちで買うのもありかと思いますが。個人的には靴も防水をお勧めします。

7.週末の過ごし方

 最初は街中散策したり、美術館などの公共施設に足を運んだりしていました。
 シェアに移ってからは午後の授業が終わったこともあって、平日午後に出かけて、週末は街まで行かずに家でゆっくり過ごしていました。
 あとは美術ワークショップを受講したり、平日ですがボランティアの英語クラス(無料)に通っていました。

8.留学中困った事、及び良かった事

困ったこと
 ・ホームスティが合わなかった
 ・家探し(時期にもよりそうですが…なんといっても値段が高いこと)
 ・同じレベルの友達以外(上級レベルの話者)と話す機会が少なく、アウトプットの場を模索した事。
 ・寒いのに暖房事情、お風呂事情が悪い(湯量…)

良かった事
 ・景色が綺麗(思ったより雨が少ない)
 ・美術館が無料だったり、教会やボランティアの英語クラスが無料・少額で受けられる事
 ・LCC航空券が本当に安い

9.その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

 日本人が少ない方がいいと思っていたものの、自分のレベルが初級〜中級なら日本人が数人居そうな学校の方が良かったかもしれないと思いました…国籍の偏りが結構あり、慣れないうちは疎外感を感じる事もありました。また語学学校の授業内容がどんな感じなのか想像つかなかったので、SNS等の印象で学校を決めましたが、今選ぶとすれば、「会話」に力を入れている学校を探します。文法のレベルは日本人の高校英語レベルで中級くらいあると思うのですが、私はどうしても頭の中で訳してしまい咄嗟の返答ができず、授業中の発言に繋がらず悔しかったので、会話の底上げをしたくて、クラスレベルを下げるを得ない感じだったからです。
 あとは、ダブリンが都会なので遊ぶところやお店は多いですが、人(多国籍)も多く、家賃も高いので、どこの都市の学校を選ぶかは考えた方がいいかもしれません(その後、他の都市に行くと殊更思いました。浮浪者、歩きたばこの多さも気になりました。)またダブリン内でも街の中心(住所で言うと若い番号)に近い学校ほど、通学に時間がかかるということは考慮すべきだと思います(中心は商業地なので家があったとしても家賃が高いし、少ないです)。

10. ニチアイへの印象及び対応についての感想、ご意見

 ワーキングホリディ申請の添削、学校やホリディの事、コース選びのアドバイスでとても助かりました。また、こちらに来てからも、家探しの際に叱咤激励してくださったり、荷物預かりのサービスでスーツケースを預かっていただいており、そのおかげで、ホリディ中旅行に行き家を借りないという選択肢を選ぶことができたり、機内持ち込みのみでLCC利用ができ身軽に旅行できたことは、現地オフィスのあるニチアさんに頼んだからだからこそだと思っています。ワーホリ期間がまだあるので 、もうしばらくよろしくお願いします。


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