27歳男性。夏のピーク時にゴールウェイのアトランティックへ2週間の短期留学をし、ホームステイ滞在。
27才、男、学生
Atlantic language Galway
8月の後半2週間
授業料+滞在費 1000ユーロ前後
ダブリン前泊+ゴールウェイ往復 100ユーロ前後
新しく入った大学で大量の英文テキストが当たりまえのように出てきたり、今後英語だけでの授業もあったりするので集中的にブラッシュアップする必要がありました。今までオーストラリアやシンガポールにはよく行っていたのですが、英語の語学学校には全く通ったことがなかったので…
アイルランドにしたのは英語圏といえども比較的リーズナブルな語学学校があちこちにあると聞いて。また、このさきフルで語学学校に通えるぐらいのスケジュールがとれるかわからなかったので、今まで行ったことのない初めての国に行きたいという気持ちが強かったです。
せっかく行くならアイルランドらしい(?)西部のほうと思い、リムリックかゴールウェイを候補に選び、そのなかから自由な私立語学学校、中心部にある、ダブリンにも系列の語学学校があるなどという点で決めたように思います。
内心では、未知の国だったので右も左も分からないまま何処の語学学校にしようか迷って、さらに夏休み期間ということで早めに申込みが必要だったので結局は直感だった気もします。
学校付属のアパートメントとホームステイと大して変わらないぐらいの値段だったので、今回ホームステイにしました。住所を頼りに自分でステイ先にたどり着こうと思っていたのですが、おおよその到着時間と挨拶をかねてメールしたところ駅まで迎えに来てくれると申し出てくれました。また学校は駅からすぐの分かりやすいところにあり、次の日ホストファザー(?)に案内していただけました。ホストマザーの方は日本にも行ったことがある方で、初めから親切にしていただいてたように思います。夏休み中ということで孫が泊まりに来ていたり、またその友達もという感じでいつもにぎやかでした。もう1人同じ学校に通うスイス人も受け入れていました。
学校初日はクラス分けテストということで朝8時に行き、書類を受け取りスピーキングのテストでした。とはいっても単に自己紹介をして下さい、なぜ英語の勉強を?、なぜこの学校?といった程度で数分のうちに終わったように思います。それよりも事前のオンライン4択テストのほうが重視されるようでスピーキングはとりあえず受け答えができていれば良いようです。実際あまりよくしゃべれないものの、予想に反して上級クラスに入れられてしまいました…
一般クラスはレベル別になっていて、1クラス最高15人という具合になっていたように思います。なので同じレベルで複数に分かれていることも。他にIELTS対策など特別コースもあって結構大きなところでした。週が変われば、また新しい生徒が入ってくるので毎週月曜日にはテレビ画面で自分の教室をチェックすることになります。
今回は午前中だけのコースで朝9時から途中30分の休憩を入れて12時半まで。宿題はときどき、金曜日に確認テストがあるといったぐらいでゆったりペースでしたが、結構な長丁場なので授業が終わればドッと疲れがでます。意外にも午後のクラスまでとってる人も結構いました。学校内にカフェもついてるので、お昼のサンドイッチやスープなどをあらかじめ注文しておくこともできます。
国籍別にみるとスペインとイタリアが多い感じでした。中国や韓国もわりと目立っていたように思いますが、時期やクラスによって全く違い自分のクラスではただ1人のアジア系でした。先生が運よく日本在住歴10年とかいう方だったので、何とかうまくリードしていただいてた気がします。
午後は街中のカフェに行ったり、海のほうに行ったり、ショッピングセンターに行ったりブラブラしていました。また15時過ぎからはリーディングや音楽、ボードゲームなどのミニコースなんかもあったりして、気になったのはときどき参加していました。夜にはパブでの集まりもあったりします。一般クラスだと試験のためといったような絶対的なものはないので、わりと気楽でした。ちょうどハリーポッターの新作が出たころだったので、ちょっとずつ読み進めていました。
これといって特別なことはなく、ホストファミリーにカレーを作ったぐらいです。
2週間と短期だったので、週末は1回だけでした。
学校が取り次いでるツアーは人気があるようで、アラン諸島やモハーの崖など参加が多いようです。個人的にリムリック日帰りやコーク、ダブリン1泊などに出かけるという話も聞きました。
この夏はヨーロッパ全体で冷夏のような感じで朝晩は長袖を羽織ったり、ジャンバーを着るぐらい寒かったです。あとはしいて言えばゲール語がわからないことでしょうか・・・
看板や案内表示にゲール語とともに英語ももちろん書いてありますが、たまにゲール語だけでしか書いてないこともありました。
当初はダブリンの治安や少なからず残っていると聞いていたアジア系忌避をいくらかは心配していたのですが、出会う人みなフレンドリーで優しい感じでした。電車やバスも遅れることなくスムーズでした。どこの国の学生証でも学割を利用できると窓口で確認したので電車のほうがオススメ、半額です!
学校は設備もよく、図書室やパソコンルーム、wifiも自由に使えるようになっていました。語学学校の学生証で週単位のバス定期を割安で買うことができたり、受付でツアーの申込みやコピーもできます。
大学受験で英語に励んでいたり、その後も大学で英語の授業に出ていたりすれば、だいたいUpper Intermediate B2 になるようです。文法や単語はだいたい分かるという感じだと思うので、留学までの間は会話表現をメインに学んでおけば何とか乗り切っていけるのではないかと感じました。ですが、みんながみんな日本に対して関心を持ってるわけではないので、なかなか話の輪に入るのは難しいです。とはいえ断片的にでも日本のことを知ってる人も多く、時には盛り上がったりもします!聞かれることといえば日本のことなので、簡単にでも説明できるよう考えておくと良いように思います。飛行機で何時間かかるか、日本の小中高って何年?、よく大きな地震あるけど大丈夫?とか聞かれます、もう少し欲のある人は漢字についても…
今回スケジュールが合わず、2週間という短期間で実際に身につくのかどうかという点では微妙なところですが、英語を通して今まであまりなかった経験をしたという意味では良かったと思います。あれができなかった、これもできなかったという後悔もありますが、戻った後ちょっとずつ英語の習得具合は良くなっているように感じています。実際に1週間だけという人もそれなりにいたので、行かないよりは短期でも行ったほうが絶対タメになると思います。
アイルランド全土に提携している語学学校があり、また手数料なしということで有難かったです。
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