20歳女性。大学の春休みを利用してコークのActive Centreに6週間の留学をしてホームステイをし、St. Patrick’s Dayも体験。
20歳、女、大学生
Active Centre of English Training
2月6日〜3月22日(6週間)
飛行機代:約11万(大阪―アムステルダム―コーク)
授業料:€1380(26レッスン×6週)≒約20万
ホームステイ:€1110 ≒約16万
生活費:約14万(バスチケット代、ロンドンへの旅行代、外食代、お土産代、その他)
その他の費用:約5万(スーツケース代、国内での交通費など)
大学で英語や英文学を勉強しており、英語に触れる機会はたくさんあったのだが、実際に英語を話す機会はほとんどなかったので、英語を勉強する外国人やnative speakerたちと生活しながら、手段としての英語を身に付けたいと考えていたから。
アイルランドを選んだ大きな理由としては、日本人留学生が少ないということである。また母のアイルランドに対する関心が高く、話を聞くことも多かったため、その国の人々、音楽に少しだけ興味を持っていたから。そのほかにも、物価がイギリスほど高くなく、比較的治安も良いと聞いていたので、落ち着いた環境で過ごせるのではと考えたから。
これといった明確な理由は忘れてしまったが、大規模校ならばクラスのレベル分けが細かく行われているのではと思ったから。
学校:
初日のクラス分けテストによって、少し自分よりもレベルが高いクラスに入ってしまい、少し居心地の悪い思いをしたが、翌日そのことを先生に伝え、すぐに下のクラスへ変更してもらうことができた。それからは気を楽にして、授業に参加できるようになった。生徒たちが自由に発言するという光景は日本ではあまり見かけないが、他の国の人々にとっては当たり前のことのようで、またペアワーク、グループワークなどもあり、たくさん話す機会が与えられているその環境に嬉しさを感じた。それはいい先生たちに出会えたおかげでもあると思う。
St. Patrick’s Dayの前日には、休憩時間に先生たちの催しで小さなパーティが行われたり、朝から日食が見れるという日には、授業が始まる前に丘の上へみんなで見に行ったりなど、とても賑やかでまたアットホームな学校だと感じた。
ステイ先:
ホームステイ先は学校のあるシティセンターからバスで20分のところで、閑静な住宅街にあった。初老のホストマザー、ハウスメイトの男性3人と一緒に暮らしたのだが、ホストマザーはとても優しく、これといったルールもなく、食事の好き嫌いに気を遣ってもらいながら、バラエティ豊富にディナーを用意してくれた。またディナーのときはみんなの部屋のドアをノックして呼んでもらい、一緒に食べるという習慣があった。同じ学校のハウスメイト2人とは毎日一緒に学校に通い、その日の夜には今日学校どうだったとかを毎日話し合い、また色々な面で彼らから助けられ、ハウスメイトたちは自分にとって頼もしい存在であった。気を遣いすぎるということもなく、気を楽にして暮らせることができたのは、ハウスメイトたちを含めた素敵なステイ先に巡り合えたからであろう。
週末は必ずと言っていいほど、学校の友人とパブで集まり、遅い時間までお酒を飲みながらダンスや音楽などを楽しんだ。パブでは同じ学校の学生たち大勢とよく固まっていたので、コミュニケーションできる機会が増え、さらに仲良くなることができ、新しく友達になれるチャンスでもあった。帰りはよくハウスメイトと割り勘にして、タクシーで帰るようにしていた。
困ったこと:
大した問題はなかったが、鍵を持たずに家を出てしまい、オートロックだったので帰ってきたとき家に入れず、真夜中に玄関前でベルを鳴らすかしばらく躊躇していたこと。他には、JCBのクレジットカードを持っていたので、使いたいときにほとんど使えなかったこと。そのときJCBは海外で弱いのだと気づいた。
良かったこと:
3月17日にSt. Patrick’s Dayがあり、アイルランド最大のお祭りを実際にこの目で見ることができたこと。その日は緑色の飾り物や服を身に付け、学校の友人たちとパレードを見るために集まり、そのあとパブでお酒を飲みながら楽しんだ。1日中街中がパーティのようだった。他には、学校で日本人が私だけしかおらず(4週目から1人日本人がやってきたが)、そのおかげでスペイン人、ブラジル人、韓国人などの友人たちと過ごすことが多くなり、英語でしか話さないという環境にいることができたこと。またコークからロンドンへ飛ぶLCCがあり、格安でロンドンへ旅行できたこと。
コークはショッピングを楽しむような街とは少し違うが、近代的な建物がほとんどなく、アイリッシュミュージックを街角やパブなどどこでも聴くことができ、人々が伝統やアイルランドらしさを大切にしていることに対してとても魅力的に感じた。たった1か月半ではあったが、speakingにおいて少しだけ力が伸びたように感じる。何人かの友人からも「初めの頃よりよく喋るようになったね。」「speakingが上達したね。」と言ってもらえるようになった。
アドヴァイスをするなら、アイルランドの醍醐味であるアイリッシュパブに行ったほうが良いということ。場所によってはアイリッシュミュージックやダンスを楽しめると思う。またパブでのパーティに行けば、学校の友人たちとの輪もどんどん広げられるので良いと思う。
メールの返信など、迅速に対応していただき有難く思います。コークに滞在していながらも、留学中に一度もお会いすることはできませんでしたが、何かあればニチアイさんのオフィスへ行こう、というような安心感を持つことができました。貴重な機会を提供していただき、本当にありがとうございました。
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