高校生・女性。ウォーターフォードの語学学校WELCのハイスクールプログラムを通じて3年間の高校正規留学で、基本は高校の寮生活。
年齢:15歳
性別:女子
職業:中学3年生
Waterford English Language Centres 3年間 (2015年6月~2018年6月迄)
Newtown School Waterford 3年間 (2015年8月~2018年6月迄)
(この欄のみ親が記入)
飛行機代 100万円位(計8回往復分)
学費 980万円位(3年間分で約75,400ユーロ)
保険代 20万位(3回分)
お小遣い 24万位(3年間分)
合計・・・・・・・1,124万円位。
飛行機代について・・・当初の予定では一時帰国は各学年が終わったすぐ後の夏休みに年に1回と想定していました。しかし、同級の寮生(スペイン・ドイツ・イタリアなど近距離が大多数)達が冬のクリスマス休暇と春のイースター休暇でも一時帰国することが行ってから判明。自分だけ帰らないのはやはりつらい、となり、それがわかってからは年に3回の一時帰国となり飛行機代は大幅に変更となりました。最初の年はそれがわかっていなかったので、クリスマス休暇期間、学校寮は閉鎖の為、ホームステイ先で過ごし、一時帰国しませんでした。話がそれますが、こちらの勝手な思い込みだったのでどうしようもないことなのですが、そういう時、留学生を預かるお宅では、おもてなし、というか、アイルランドならではのクリスマスの過ごし方を体験させてくれるのかも、もしくは遊びに連れ出してくれるかも、等、コミュニケーションを期待していたのですが、娘のホストファミリーは二箇所とも皆無でした。ただきちんと三度三度のお食事は通常通り用意してくださいました。何を伝えたいかというと、大きな休暇は留学生の友達は皆アイルランドからいなくなり、ホームステイ先でただ1日中ひとりでテレビなどを観るだけとなります。そういうクリスマス休暇を過ごした娘は次のイースター休暇から一時帰国をすることになりました。1年間に冬・春・夏と3度帰ってくることになり、1年目2回、2・3年目3回ずつの合計8回の往復飛行機代となりました。また、お休みの過ごし方はその子の行動能力によるところも大きいと思います。留学生のお友達が全員帰国してしまっても、行動力・コミュニケーション能力の長けているお子さんなら、通いのアイルランド人の生徒と遊ぶ約束ができるでしょうし、ホストファミリーがフルタイム勤務の為、特に何もしてくれなくても自分からホストマザー、ファーザーに英語をしゃべりたいから誰か話し相手を紹介してもらうように頼む、などの行動をとれるかもしれません。また、もっとWELCを第二のおうちのように利用出来たらよかったのかもしれません。娘の場合、あくまでも英語の塾という感覚からそれ以上には利用できなかったのが残念なところです。WELC自体は小規模でアットホームな暖かい感じですし、校長先生もその娘さんも大変面倒見は良くて、安心して娘を預けることが出来ました。
学費について・・・現地の私立高校に3年間卒業まで寮生活を選択(=ハイスクールプログラム) Waterford English Language Center(WELC)の校長先生とその娘さんがガーディアンでした。 学費もニチアイ様を通じて全額そこへのお支払いでした。
最初の年に、6,7,8月を入学前準備期間とし、WELCへ語学教育とホームステイ手配をお願いしました。期間は高校が始まる(=ハイスクールプログラムがスタートする)前日までをカバーする計11週間(6/6~8/22)。計算は基本的に1週間単位で計算されていました。1週間あたりで授業を15時間(月~金5日間毎日3時間)コースで225ユーロ。ホームステイ費は1週間あたり200ユーロ。どちらも長期間になればなるほどお安くなる設定でした。この、入学前準備にかかった合計額は、5,863ユーロでした。
現地高校入学の準備として、入学3か月前の6月から預けましたが、7月頃からスペイン人の子供達が大人数でWELCにサマープログラムにやって来まして 校長先生のご判断でその子たちが受けるサマープログラムに娘も入るよう勧められました。サマープログラムとは、午前中に英語学習、午後に、様々なところへバスで連れて行ってくれてアクティビティをさせてくれるというものです。当初、娘はアダルトコースと言ってWELCで18歳以上対象の大人クラスの授業を受けるコースに入っていたのですが、まだ15歳だから子供は子供と一緒の方がいいでしょう と校長先生のご判断で、親のほうにはサマープログラムと一般のアダルトコースの料金に違いの説明のないままで約1ヶ月経過。7月末日頃に、サマープログラムの請求が来てびっくり!でした。そこで、ニチアイ様を通じて料金のご相談させていただくことになりました。すると学校側も事前説明のないままだったことを考慮してくれ、半額位にしてくれたと記憶しています。WELCは小規模の学校の為、通常期は大人の方向けの語学学校でのんびりと経営され、夏休みのみ、スペイン人の子供達向けにサマープログラムを大々的にやっているのだと思います。校長先生からしたら子供は子供と楽しく遊びながらお勉強をしたほうが楽しいでしょう と判断されてのことだったのかなと思います。実際の所は、スペイン人の子供の団体に娘ひとりでは、スペイン語の渦の中に一人でいる状態になってしまい、優しく声をかけてくれる子もいたようでしたがあちらも英語はカタコト、二言三言で終わってしまっていたようです。本人に、チャレンジ精神がもっとあってスペイン人と片言の英語でも会話し続ける度胸があればよかったのでしょが、あちらも子供ですから、やはり、英語の勉強でアイルランドに来ていると言っても実際スペイン語だらけの毎日で、娘としては英語を勉強しに来てるのに・・・。と悩んでいました。8月からは午前中はスペイン人の子供達と英語の授業を受けて、午後のアクティビティは不参加で通しました。
ハイスクールプログラム
1年目(4年生)・・・20,400ユーロ
2年目(5年生)・・・23,125ユーロ
3年目(6年生)・・・26,030ユーロ
6年生の時のみデポジットとして上記とは別に500ユーロ(卒業記念写真代・同窓会費・大学願書に使う書類の国際郵便代金の合計125.5ユーロを差し引き、残額374.50ユーロ戻って来ました)
この他にかかる学費・・・大きな休暇とは別にあるMid-term breakという10月と2月にある、9~10日間の小さなお休みに、WELCで授業を受けたりすると別に料金が発生します。また、IELTS対策は元々WELCにあるプログラムなのですが、TOEFL対策をプライベートレッスンでお願いしたことがありました。週に1回45分で1ヶ月150ユーロでした。
お小遣いについて・・・毎月必ず必要だったのはスマホのSIM代。1ヶ月20ユーロ。 それ込みとして1ヶ月40ユーロとしました。
1学年=9ヶ月間(9~5月)x3学年分=1,080ユーロ。
この他に出たお小遣い・・・ロンドンへ友達と5泊6日の旅行、約800ユーロ。
合計・・・・・1,880ユーロ。(1ユーロ130円換算で約24万円)
この他に、補足するならば、ハイスクールプログラムの期間を1日でも超えると、新たにホームステイ費が発生しました。(2泊で190ユーロでした)しかし、ハイスクールプログラム期間中にホームステイをせずに一時帰国してもその日数分は返金されませんでした。
日本人が少ない、出来ればひとりもいない国が良かったから。
ハリーポッターの世界に憧れていて、街がレンガや石でできた建物や道路ばかりで、その雰囲気がとても気に入ったから。
程よい田舎に憧れていたから。
中2の春休みにアイルランドにある留学生受け入れ可能な高校の学校見学に行きました。ウオーターフォードのNewtown Schoolの他に、ダブリンの女子校1校と共学校1校、コーク近くのミドルトンで1校、リムリックで1校の計5校へ見学に行きましたが、私はNewtown Schoolの門をくぐった時点で直感でここにすると決めました。残りの4校ではこのような感覚にはなれなかった。マンモス校ではなく生徒数も少ないところが自分に合っていると思ったし、日本人の在籍者数が当時0人だったのも大きかったです。
学校は生徒の約3分の1が留学生だったから色々な国の人、文化に触れることができました。 寮生活はとても楽しかったです。最初の一年は他国の人たちとの共同生活に戸惑いもありましたが、同い年の、違う文化、習慣を持った友達と毎日を過ごしていくうちに、自分なりに肌で「世界」を感じ取った気がしました。あと自分の気持ちははっきりと言わないとダメなことも経験しました。
でもちろんトラブルも起きましたが、それは自分たちで話し合うことで解決できました。そこで友達とコミュニケーションを取ったことで英語力を上げることもできました。
留学生初年度には、この学校ではシャドウとヘルパーと呼ばれる人を留学生につけてくれます。 シャドウは学校生活面、ヘルパーは寮生活を面倒みてくれることになっています。
シャドウは基本同じクラスのアイルランド人が付きます。一緒に次のクラスへの移動を「ついてきて!」と言って連れて行ってくれたり、わからないところを解説してくれたりと、学校生活を助けてくれることになっています。私についたシャドウの子は「ついてきて!」は言ってくれましたが、解説までは面倒みてくれませんでした。でもシャドウではないけれど同じクラスのアイルランド人でひとり、留学生の困っている所を必ず見ていていつも助けてくれるとても優しい子がいて、私のクラスの留学生は皆助かっていました。他のクラスの留学生達はシャドウが何もしてくれないから最初の頃は大変そうだった記憶があります。
ヘルパーのほうですが、私のヘルパーになってくれた子は何もしてくれませんでした。最初の頃は、寮でどう動いたら正解なのかをうかがうばかりでした。本当なら、ヘルパーが朝食・夕食時に一緒に食堂まで行ってくれたり、食堂に並ぶ時の列のルールや、シャワータイムのルールだったりを教えてくれるはずだと思います。私は同じ部屋のドイツ人の留学生達と自分たちなりに寮生活をがんばりました。
5年生・6年生になると楽しいことばかりでした。よく1年間留学というのを聞きますけど、私の場合、大変だったのが最初の1年間でした。なので、私がもし1年間留学だったら、本当の留学の良さがわからなかったと思います。3年間アイルランドに留学出来て本当に良かったと思っています。
学校での週末は土曜日の14時〜17時30分(4年生(=高校1年生)までは16時)まで街に出かけることができ、ルームメイトや同学年の寮生、通いのアイルランド人の同級生とランチやショッピングを楽しみました。
3週間毎の週末は寮が閉まる決まりのため、寮生全員ホームステイをしていました。私のステイ先での朝食は毎回フルアイリッシュブレックファーストでとても美味しかったです。朝ごはんを食べ終わったら一人もしくは友達と街ぶら&カフェによく行っていました。ウオーターフォードの街は大きすぎず小さすぎず、治安も悪い所に出くわしたこともなく、私にはとても居心地の良い街でした。街の中心へ行くには、近くの大きな公園を通り抜け、抜けたところに私の好きなレンガや石でできた建物や道路になります。20〜30分で中心についていました。そこを歩くのがとても好きでした。
困ったことは7つありました。
@ ホームステイの希望書に「犬・猫アレルギー有りの為ペット不可」と書いたのに、最初のホストファミリーの家には犬、猫各1匹が、変えた2軒目のホストファミリーの家にも猫が1匹いたこと。
A 4年生(=高校1年生)の時、ホームステイ先でルームシェアをしていたスペイン人に私が寮から持って行ったポテトチップスとチョコレート、コカ・コーラを私の個人用ロッカーから盗まれ、勝手に飲み食いされたこと。さらにその子にはヌテラのチョコレートクリームも1瓶食べられてしまいました。日本人の感覚から言ってパンにぬるヌテラ1瓶をスプーンですくってまるでプリンのように一度に食べてしまうこともびっくりでしたが、普通に仲良くおしゃべりしていたそのすぐあとに、人のものに平気で手を付ける感覚が信じられないとかなりショックを受けました。
B 4年生(=高校1年生)時にある、日本でいう修学旅行のような旅行に行けませんでした。その理由は入学初日にあった一年間についての説明会の中でこの話しが少しだけあったそうですが、当時私は早い英語がほぼわからなかったため、先生の言っていることが理解できず、その旅行の申し込み締め切り日まで旅行があること自体を知りませんでした。ただ、その旅行は日本の修学旅行のように全員参加ではなく、行きたい人だけが行くという参加自由型の旅行だったので仲良しの留学生達に行くのかを聞いたら、たまたまほぼみんな不参加だったので自分も行けなくてもよかったと、その時に思いました。ちなみに、こういった学校行事に関する、日本では当たり前の学校側から配られる「お知らせ手紙」のシステムは無いです。
C 5年生(=高校2年生)の秋学期のミッドタームブレイクで学校の友達とイギリスへ行く予定を立てたら、ガーディアン(WELCの校長先生)にきつく「旅行はだめ」と反対されたこと。せっかくアイルランドにいるのだし、隣のイギリスに絶対行きたいと思って日本の親に許可も取った上で最終的には行きました。
D 5年生(=高校2年生)からの授業の科目選択が実は6年生(=高校3年生)の最後にある大切な卒業試験(Leaving Certificate)で行う試験科目だということを知らずに選択してしまい、あとで科目変更などで進路指導の先生との交渉で大変な思いをしました。
E 卒業試験(Leaving Certificate)は6年生の6月の3週間に渡って行われるものですが、科目によっては一部2月中の提出物によるものと、4月のイースター休暇明けに行うものもありました。特に4月の試験の方は日程発表が休暇直前に出た為、すでに一時帰国用の航空チケットを購入済みだったため、その試験日に戻ってこられないかとあせりましたが、たまたま、エールフランス航空が大規模なストライキをした日程とかぶり、私は特例でエールフランス航空が動いてからの日にちで学校に戻ったその当日に、わざわざ試験の先生が学校で待っていてくれて試験を受けることが出来ました。
F 卒業試験(Leaving Certificate)の日程表と時間割は4月の下旬〜5月の上旬に発表されました。(普通日本の感覚では国の試験の日程発表はもうちょっと早いと思います)ぎりぎりまでわからなかったので、そわそわしました。
卒業試験(Leaving Certificate)に限らず、学校内で行う定期テストの日程表・時間割の発表も毎回遅かったです。
良かったことは、アイルランド人は皆、穏やかで優しい人が多く、少しでも街中で困ったような素ぶりをすると、すぐに誰かが声をかけてくれ、助けてくれました。学校内でも同様に同級生が助けてくれました。
3年間高校留学をして本当に良かったと思っています。15歳〜18歳という青春時代を様々な国から来た人たちと過ごし、色々なことを自力で得て、学ぶことができ、世界中に友達を持つことができました。
これから留学をする人へのアドバイスは、自分から行動さえすれば世界は広がり、楽しくなる、ということ。アイルランド人は皆、優しくて世話好きな人が多いから、声をかければ笑顔で対応してくれることが多い。自分から行動さえすれば楽しい留学になります!
アイルランド・ウォーターフォードは私の第二の故郷になりました。
とても良かったです。最初のホームステイ先の家に入った時、最初に「あなた宛てに郵便物が届いてるわよ」と言われ、それはニチアイ様からの手紙でした。内容はよく覚えていないけど、なんだかほっとしたというか、嬉しかったのを覚えています。自分的には大きなトラブルはなかったと思っていますが、いつも頭の片隅には「何かあればニチアイさんに連絡をすれば良いんだ」、ということがあるだけで安心できました。3年間本当にありがとうございました。
親から・・・
ニチアイ様の対応はいつもとても丁寧で適切でした。中学2年の秋に高木様に初めて娘の3年間高校留学の相談をしまして、その5か月後の春休みに、アイルランドに初めて行き、娘の数校の学校見学をサポートしてくださいました。
例えば何かを質問をしても、高木様はいわゆる営業めいた話し方はいたしません。きちんと事実だけを伝えてくださいます。良いことも悪いことも。そこに信頼を置く事が出来ました。
また、一人娘を3年間アイルランドで寮生活させていると、日々、学校への疑問や、娘から私に言ってきた困った出来事などを、どうしたらいいものか、愚痴も含めてニチアイ様へメールしていたこともありましたのに、それを優しくすべて受け止めてくださって、適切に対処してくださっていた今泉様には感謝の思いで一杯です。本当にありがとうございました。
初めてアイルランドへ行った時、娘はまだ14歳でしたが、もう19歳になりました。 貴重な十代後半の3年間をアイルランドで過ごし、娘なりにもまれてそれなりに成長して帰ってきました。
あっという間でしたが、あの時にニチアイ様を信じて娘のアイルランド留学を決めて、本当に良かったです。次にお世話になるとしたら、今度はマルタ留学かな?と本人申しておりました(笑)
またお世話になる日が来るかもしれませんが、その時はどうぞ宜しくお願い致します。2013年にメールさせていただいてからから足かけ6年でしょうか!本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
ニチアイ Nichiai Ltd
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