18歳女性。ウォーターフォードのニュータウン・スクールで高校3年間を過ごして無事に卒業。普段は寮に滞在。
年齢:18歳
性別:女性
以前の職業:学生
期間: TYから卒業までの3年間
学校: Newtown School、Waterford English Language Centre
親管理なので総額はわかりませんが、毎月100ユーロを目安にお小遣いを使っていました。また、飛行機代は時期によって違いましたが中東経由の便は往復15~20万円くらいでした。
留学の目的は主に二つで「語学力の上達」と「新しいことへの挑戦」だったと思います。元々海外旅行に行く機会があり、その過程で日本国外に興味を持つようになり、将来も国際的な仕事がしたいと思っていました。しかし、英語に苦手意識があったので留学を通じて語学力を伸ばしたい!というのが一番大きかったです。また、私は一つのことをずっとコツコツやるよりは色んな事に触れたい!という性格で周りと同じように日本の高校へ進学するのではなく、何か新しいことに挑戦してみたい!もっと違う世界を見てみたい!という気持ちもあり留学を決めました。
Newtown Schoolを選んだ理由はニチアイさんがオススメしてくださったからです。私も親もアイルランドの知識が全くなかったうえに事前に学校訪問する機会もなかったので学校選びに苦戦していたのですが、ニチアイさんが「Waterfordは訛りが少ないし、Newtown Schoolも良いところだよ」と助言をくださいました。また、ニチアイさんの計らいでNewtown Schoolに留学されていた方に繋いでくださり、直接話を伺ったうえで最終決断をしました。
私の通っていた学校はボーディングスクールだったので、普段は学校にある寮で生活していました。寮ではルームシェアをする可能性がとても高く、人によっては合う合わないがあると思うのですが、私は寮のある学校を選んで正解だったと思っています。寮では一人になる時間が少なく、親から離れて生活する不安や新しい土地で生活する不安などを抱えている時間はありませんでした。また、四六時中寮生と生活を共にするので英語で会話する機会も多く、より親密な仲になれたうえに、語学力も向上しやすい環境だったと思います。
そして週末や長期休暇など寮が閉まってしまう期間はホストファミリーさんにお世話になっていたのですが、こちらも私は特に困ることなどありませんでした。長期短期含めて計4家族にお世話になったのですが、どの家庭もアットホームで英語が苦手だった私をすんなりと受け入れてくれました。中には料理が苦手なホストマザーさんや外出を全くしない家族、超ド田舎でどこに行くにも車が必要なお家などありましたが、総じて悪いというほど家族はいませんでした。一番長くお世話になったホストファミリーさんとは帰国後も連絡を取り合う仲になることができました。
寮で過ごす週末は朝夕のミーティングやご飯の時間などスケジュールが決まっている部分はありましたが、ほぼ自由時間なので学校の課題をしたり、映画を観たり、グランドで寮生のコたちと遊んだりと毎週やりたいことをして過ごしていました。しかし、水曜日と土曜日の午後だけは外出することが許されていたので、その時間帯はみんな外へ買い出しに行ったり、カフェでまったりしたりしていました。また、日曜日には学校が何かしらイベントを企画してくれていたので、気になったものがある日は参加していました。(イベントはウォーキングやサーフィン、ボーリング、クッキングなど毎回様々でした。)
そしてホストファミリーのお家で過ごす休日はリビングでまったりしていることが多かったような気がします。私がお世話になっていたホストファミリーは小学生のお子さんがいるお家だったので、よく一緒に映画を観たり、ボードゲームをしたりしていました。また、天気の良い日は家族みんなでビーチへ出かけたり、ホストファミリーの友人宅へお邪魔したりもしました。
留学中に困ったことは主に二つありました。一つ目は自分の英語力です。留学当初は本当に英語ができなくて、中学校のテストでも50点以上取った記憶がないような私だったので始めは本当に困っていたと思います。3年経った今は問題なくコミュニケーションを取れるようになったのですが、今では親友のアイリッシュのコからは当時の私のことを本当に何言っても通じなかったし、話さないからどんなコなのか分からなかったと3年越しに言われました(笑)
そして二つ目は日本の衣食住が全て手に入らなくなったことです。やはりアイルランドと日本では流行が違うので、私好みの洋服を現地で調達するのは難しかったです。また、日本食もアジアンレストランがあるものの学生には高すぎて毎週行けるような場所ではなかったし、田舎だったということもあり自分で作るには材料が揃わないということがありました。だから、日本から荷物を送ってもらう時は隙間に日本のお菓子やレンチンできるお米、カップ麺などを大量に詰めて送ってもらっていました。ほかにも生活面ではお風呂に毎日浸かる文化がアイルランドにはないので、湯船に浸かる機会がほとんどありませんでした。寮にはシャワーしかついていなかったし、ホストファミリーのお家ではホストファミリーさんが湯船に浸かっていないのに私だけ帰ってくる度にお風呂入るのはな…と躊躇してしまい、結局3年いた内数回しかお風呂には入りませんでした。
また良かったことは「自立できる」「世界が広がる」という二つがあります。ガーディアンがいるとはいえ、親から離れて生活するため、日常生活のことはもちろん、銀行開設や保険の加入など自分で調べてやらなければいけないことが多くありました。親と離れることで自分のことは自分でやるという癖をつけることが出来たと思います。また、Newtown Schoolには留学生が多く、スペイン、ドイツ、フランス…など色んな国からたくさんの生徒が来ていました。そのため各地の文化に触れる機会や社会問題を間近に考える機会なども多く、自分の視野が本当に広がったと思います。
私からのアドバイスは「深く考えすぎずにとりあえずその場を楽しむこと」です。留学当初はコロナ禍でできることが限られていたうえに英語もままならず、ツラい日もあったと思います。しかし、今となればそれは留学3年間のたった一コマにしかすぎず、今では楽しいことの思い出の方が多いです。板書が授業中に写し終えられず、毎授業隣の席のコのノートを借りていたのも今では良い思い出です。授業後に残ってノートを写させてもらっているときは「なんで私こんなに時間かけてるのにみんなより遅れてるんだろ…。みんななんであの授業についていけてるの…?」なんてぼやいていることもありましたが、それキッカケでノートを貸してくれたコと仲良くなれたのは事実です。何事も深く考えすぎずに良いことが起こるキッカケかもしれない!と思って乗り切ることが大切なのかなと思います。
そして物怖じせずにクラスメイトに話しかけること、クラブ活動に参加してみること…挑戦してみることが大切だと思います。留学する、こんな貴重な機会は人生何度あるかわからないので、とりあえず「やってみようかな」「楽しそうだな」と思うことがあれば何事もやってみるのが一番留学を楽しむ、後悔しないコツだと思います。
ニチアイさんは忖度なしに本当にオススメです。私はいくつかの大手エージェントさんの説明会に何度も足を運び、調べに調べてたどり着いたのがニチアイさんでした。大手さんだとアイルランドは留学のマーケットが小さいので情報やサポートなどが手薄な印象だったのですが、ニチアイさんは会社がアイルランドにあり、アイルランド留学をメインでサポートしてくださっているので、情報量もとても多く信頼性の高いものばかりでした。
また、留学開始後も現地にいらっしゃるという安心感があったのはもちろん、メールでの対応もとても丁寧で語学学校や高校でトラブルがあった際もすぐに対応してくださりとても助かりました。
ニチアイ Nichiai Ltd
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