27歳女性。ダブリンのDCU大学付属の語学学校で、IELTS対策コースを10週間受講。
・学校名
Dublin City University
・コース名
IELTS 準備コース
・期間
2010年2月15日〜2010年4月23日
・性別
女
・年齢
27才
1:DCUを選んだ理由
元々、大学院への進学を目指していたため、海外の大学の雰囲気が知りたかったこと、また、大学付属ということで、図書館などの設備が使えるということ、大学の語学コースとしては然程授業料が高くなかったこと、が理由です。(何よりIELTSコースが開催されていたことも重要です)
2:授業の感想
授業の質は高いと思います。先生はIELTSに関する知識も十分あり、教え方も的確だと感じました。実際、かなり点数が伸びました。授業では、教科書の他に先生がプリントを配り、適宜解いていき、解説を受ける形です。スピーキングは一人ひとり先生と一対一で練習しました。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング満遍なく網羅されていました。特に、リーディングとライティングに関してはほぼ毎日宿題が出て、解いて行ったのでかなり勉強になりました(このコースは宿題が多いです)ちなみに毎週金曜日はテストで、フルのILETSリーディング、リスニングの過去問を解きます。
3:クラスの雰囲気
国籍はまんべんなく散らばっており、私以外に日本人はいませんでした(クラスは10人程度で、最後の方は国籍が全てバラバラでした。お陰で日本語は殆ど使わない生活を送る事ができました)。また、大学進学を目指す人が多いので、若い人もいる半面、数年単位でアイルランドで生活し、仕事をしている様な人達もいました。良い環境だったと思います。
4:語学学校全体の雰囲気
上記の通り、大学進学(主にDCUへの)を目指す人が多く、比較的年齢層が若い気がします。また、日本の大学の語学研修、サウジアラビア人の語学研修先になっているらしく、ある時突然この2カ国の生徒が集団で増えます。比較的固まって行動している事が多いため、何とはなしに目立つ事は事実ですので、国籍が偏っている様に見えなくはないです。とはいっても、一時的なことですので、余り問題は無いと思います。また、毎週会話クラス、映画の上映会等が開催されましたし、月に1回はパブでの懇親会、週末は1〜2.3日程度の旅行も開催されていました。また、不定期にランゲージエクスチェンジも行われていました。冬の閑散期でもこれですので、エクスカージョンも十分なのではないでしょうか。施設に関しても、本の貸し出しが出来ない事以外は基本的にはDCUの学生と同じ様な生活が送れます。アンケートやラジオのインタビューを受けたり、大学のイベントに交じったりすることで、DCUの学生とコミュニケーションをとることが出来ました。
5:問題点
学校側の提示している予定では、IELTSコースは3月15日からだったのですが、人数が集まったからなのか、2月15日に始まりました。これ自体には問題はなく、2月から受講していた生徒も、3月始まりのコースをそのまま継続する事が出来、実質6週間ではなく12週間の授業とすることも出来ました。ただ、2月始まりの生徒と3月始まりの生徒を1つのクラスにまとめる事については、問題を感じます。というのも、やはり1カ月の差は大きいので、後から参加した生徒にとっては知らない情報でも、前から参加している生徒にとっては既知のこと、という事も多々あり、こうした繰返しを避ける為に先生も苦労したのではないかと思います。
6:その他
若干の問題は感じましたが、私としては十分な効果も感じられましたし、何より同じ様に進学を目的とした人達を勉強出来て、大変楽しかったです。ニチアイ様には、色々とお手数をお掛けして申し訳ありませんでしたが、本当に有難うございました。日本に帰国した後も、勉強を続けて目標スコアをとり、留学を目指したいと思います。
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