アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

34歳女性。北アイルランドのデリーにあるフォイルに2度に留学し、一般英語コースとIELTS試験対策コースを受講

アイルランド留学経験者の感想
2012年3月終了者

１．年齢、性別、留学前の職業

　３４歳　女　元会社員

２．学校名及び期間

　Foyle Language School (Derry, Northen Ireland)
　1回目の渡航：１２週間 (２０１１年４月～４月下旬)午前中のみの授業で General Englishコース)
　2回目の渡航：２４週間 (２０１１年１０月～２０１２年３月下旬)
　午前中の General Englishコース(年明けから General & IELTSコースに変更)＋週３日IELTS試験対策コース

３．予算（お小遣いを含む）

*１回目の渡航；
　飛行機代：１６万円,
　学費：￡１,２００ (１２週間)
　家賃：￡１,１００
　(ホームステイ￡100x４週間、学校紹介のシェアハウス￡７５X９週間＋２日)
　(※その他生活費は記録していません)

*２回目の渡航；
　飛行機代：２０万円,
　学費：￡２,６６０ (２４週間+午後追加クラス￡２０ x１８週間)
　家賃：￡１,７５０ (￡70 x２５週間)

４．留学の目的、及びなぜ北アイルランドを選んだか？

　目的:
　　将来英語圏で進学をしたい為、IELT対策として

　選んだ理由：
　　・北アイルランドに興味があった　
　　・学費や物価が安い
　　・語学力向上の為日本人が少ない場所に行きたかった

５．最終的にその学校を選んだ理由

　・ニチアイさんに紹介して頂け、また、他の留学サイトも閲覧してその地域は治安が良い、と分かった為。

６．学校及びステイ先と北アイルランドでの生活のついての感想

　学校が格安でジャイアントコーズウェイ・ダンルース城への遠足へ連れて行ってくれ、希望者はサーフィン体験や乗馬体験もできるなど、アクティビティは充実しています。

　生徒は1クラス１２人程度で、欧州、特にスペインからの生徒が、主にwork experienceという目的(学校２週間＆就業体験で計３ヶ月)で絶えずやってきます。長期の学生は中国人とインド人が主で、進学を控えた中東からの生徒もいます。

　生活については、最初の４週間にお世話になったホストファミリーや２度目の渡航の際にお世話になった大家さん一家はびっくりするほど親切で北アイルランドに来て良かった、と思う理由のひとつです。それにデリーという街は小さいですが北アイルランド紛争でプロテスタント系住民とカトリック系住民が長く対立し、1972年「血の日曜日事件」が起こったところなので、そういった問題について生の声を聞くことができる、大変興味深いところです。

７．週末の過ごし方

　学校で知り合った様々な国籍の友人の家を行き来したり、パブに行ったり、またホストファミリーや大家さんが北アイルランドの景勝地へドライブに連れて行ってくださいました(デリーは歩いてドネゴール州に行けるほど共和国寄りです)。
あとは、宿題をする時間にも充てていました。

８．留学中困った事、及び良かった事

　少し困ったことは１回目渡航のとき、ホームステイ後にシェアハウスに移ったとき、ルームメイトが１０代～２０代前半の男子生徒だったので共同で使う場所をきれいに使ってくれなく、困りました(でもみんな良い人達でしたし、そのおかげで友達が増えました)。
　英語に関しては、地元の方のアクセントが強く早口なので、聞き取れないことはよくありました。

　良かったことは、やはり学校に日本人の生徒はいても1～2人だったので、外の国の生徒と多く交流することで英語の学習にも良かったということと、治安も良く、人々の心も温かく、安心して過ごせたことです。

９．その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

　Derry は確かに訛りがきついですが、Foyle Language School の先生方の多くは Derry 以外から来ていますし、地元出身の先生でもはっきり分かりやすく話してくれるので心配はありません。ただ夏季はスペインから15～6歳の生徒がまとまって入学してきて、授業の質が落ちるそうなのでその時期は避けたほうが良さそうです。
　学校の授業(IELTS対策)に関しては、1回目の渡航では学校にIELTSの上級者コースしかなかった為、やむなくGeneral English のコースを受講していました。
　２回目の渡航でも状況は変わらずでしたが、午後に週３回 IELTS中級向けの追加コースが設けられていた為、週￡２０の追加料金でそのコースも約５ヶ月受講しました (先生がとても良かったのでIELTSのスコアは伸びました)。この学校がIELTSコースを増やした理由は、2012年にUK border Agency の方針が変わり、中国人のビザ申請の際にIELTSであるレベルに達することが必須となった為で、 Foyle School でも2012年からは"半分 General 半分 IELTS対策"というコースが開設されました。