アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

23歳男性。ワーキングホリデーの最初にダブリンの大規模校アトラスに春に4週間通い、ホームステイ滞在。

アイルランド留学経験者の感想
2017年6月終了者

１．年齢、性別、留学前の職業

　年齢 23歳、性別男、留学前の職業学生

２．学校名及び期間

　Atlas Language School 期間 4週間一般英語標準コース

３．予算（お小遣いを含む）

　航空券約10万円（往復）保険約12万円
　学校約10万＋10万円（一般英語標準コース＋ホームステイ（朝夕食付き）4週間）
　他約5万（携帯電話等の購入、国内旅行や外食）

４．留学の目的、及びなぜアイルランドを選んだか？

　英語の学習、とくにスピーキングとリスニングの練習。
　アイルランドを選んだ理由は、英語使用国の中でも滞在許可がとりやすく、かつもともとアイルランドの音楽や文化が好きだったため。

５．最終的にその学校を選んだ理由

　色々な国の人と話してみたかったので、ある程度の大きさがある学校を選んだ。また、日本人向けの割引を行っていたため。

６．学校及びステイ先とアイルランドでの生活のついての感想

　学校の授業はリーディングが主体でした（先生によっても変わると思います）。内容も、受験勉強で文法を詰め込んだ日本人にとっては中学校や高校で習った内容も多いため復習のように感じるかもしれません（他の日本人生徒の方もおっしゃっていました）。スピーキングや発音の授業は、一般英語標準コースだと午後に週一回だけだったので、これらを強化したい方は午後のコースを取ったり、Meet upなどを活用して自分で機会を作る必要があると思います。また、他校の方と話すと、同じ午前の標準コースでも会話を重視するところやリーディングを重視するところなど個性があるようなので、改めてじっくり体験談を読み比べて学校を決めることをおすすめします。
　先のように書くと学校に満足していないようですが、施設は綺麗ですし、先生はとても親切で、気になったことは聞いたらなんでも教えていただけました。授業も、知っていることも多いとはいえ新しい表現や単語などに出会うことも多く、勉強になりました。またスピーキングの機会も授業には組み込まれていないとはいえ、クラスメイトと話したりすることで自然に増えると思います。
　またこの学校には日本人スタッフの方が常駐されているので(2017年7月時点)、いざというときに日本語でサポートが受けられるのはこの学校の強みだと思います。私も基本的には英語で解決しようとしましたが、GNIBの登録や銀行口座などでどうしても分からないことが出たときに相談させていただき、とても助かりました。

　ホームステイ先のホストファミリーもとても親切な方々でした。ホームステイはシェアフラットなどより割高ですが、ネイティブのファミリーにオススメのパブ、町についてや、アイルランドの文化や政治についても直接話を聞くことが出来たので、決して割高分損をしたとは思いませんし、これから留学する方にも最初の数週間だけでもホームステイをオススメしたいと思います。

７．週末の過ごし方

　ゴールウェイやエニス、コークなどに出かけました。国自体が小さく、バスも主要都市には走っていて各町にホステルもあるので、あまりお金をかけないようにしながらも様々な町を見て回ることが出来ました。国土が小さいながら町や地域ごとに個性があり、また現地の人と話すとそれぞれに地元への愛着を話してくれて、ダブリンだけでないアイルランドを感じられてとても良い経験でした。

８．留学中困った事、及び良かった事

良かった事：
　英語学習に関しては、習った内容はもちろんのこと、学校でとても勉強をがんばっている世界各地の生徒を見て改めて英語を勉強するモチベーションが強く湧いたことが一番大きかったです。また「日本人は英語が苦手」と（日本人自身にも）よく言われますが、実際には決して他国に劣っていないことが特に文法や語彙の面で実感できて、あらためてこれまで自分の学んできたことに自信が持てました。これらのことだけでも、４週間学校に通った価値があったと思います。そのほかにも、海外に行くのは初めてだったのですが、実際に海外で生活している人々と話すことで、海外のニュースなどがとてもリアルなものに感じられるようになりました。また他国の中の日本人になることで、日本にいたころにはないほど自分自身について考えることが増えて様々に得るものがありました。

困ったこと：
　銀行口座の開設やGNIB登録の予約などが、日本語では情報を得づらいので少し困りました。とくに口座については開設が難しいので、渡航前にネットバンキングやカードのキャッシングなど、きちんと日本のお金にアクセスする手段を確保しておくことがいざというときのために大事かと思いました。そのほか、最初は人と話すだけでも緊張してつらくなったり、文化の違いに戸惑ったりすることもありましたが、どれも違うカルチャーに触れるうえで当たり前の、後から考えれば良い経験と言えるものがほとんどで、特筆して困ったと思うことはありませんでした。バスなどの交通機関のシステムなども最初は悩むかもしれませんが次第に慣れると思います。
　首都のダブリンでも東京や大阪よりずっと規模の小さい町なので、町に行けばなんでもそろう、とは行かないかもしれませんが大体のものはこちらでも手に入ります。基本的なもの以外で持ち込んで一番良かったものといえば、自炊用の菜箸くらいかもしれません。それくらい大体手に入ります。もちろん細かな日用品は面倒ですしまとめて持ってくるのがベターですが、あまりに色々持ち込むよりは荷物を抑えて動きやすくする方がいいと思います。

９．その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

　４週間の間に色んな町に行きましたが、どの町でも携帯で地図を確認しながら歩いていると「迷ったの？」と心配して声をかけてくれる人がいたのが印象的でした。分からないことがあって誰かに質問したら、もしその人が分からなくても自然に知ってる人が寄ってきて助けてくれたりと、とにかく、勇気を出して誰かに聞けば教えてくれる国だと思うので、初めて海外に行くという人でもおすすめできる国だと思います。