23歳男性。ダブリンに10ヶ月弱の滞在で、ホーナースクールとセダカレッジの2校に通い、ホームステイと学校のアパートの両方に滞在。
23歳、男、大学生
Horner School of English (4月2日〜11月18日)
SEDA College (11月21日〜1月27日)
300万円程度
語学力の向上とヨーロッパ旅行をするためです。
日本人が少ないこととLCCを使って簡単に海外旅行をすることができ、ロンドンよりも滞在費が安かったことが決め手になりました。
(Horner)
何百人も学生がいるような大規模な学校よりも中規模校のほうが集中して勉強できると思ったためです。
TOEICの受験会場になっていたこと。
日本人率が極端に低い学校よりも少しはいる学校を探していたこと。
(SEDA)
ダブリン中心部にあること 費用が高くないこと
学校について
(Horner)
国籍のバランスの良い学校だと感じました。クラスの構成が南米の学生だけなど一つの地域からの学生が大多数を占めてしまう学校もあるようですが、Hornerではそのようなことがなく、ヨーロッパ、アジアと南米から学生が来ており、様々な国の学生と出会うことができました。そのため様々なアクセントの英語に触れる機会がありました。
先生については、人によってあう教え方があると思うのでなんとも言えませんが、私は素敵な先生に出会うことができたと思います。長期の学生の間では、自分の先生があっていないと思った場合にクラス替えをお願いすることがよく合っていました。
授業は先生によって方法が異なりますが、基本的に教科書にそって行われています。クラス全体で特定の分野が弱い場合は先生がその授業をする場合もありましたし、生徒からこの分野を教えてほしいと要望があれば次の日にその授業があるといったこともありました。
クラスの人数は多くても12-14人ほどで少ないときは6人ほどになっていました。アイルランドなのでヨーロッパの学生が多いときもありますが、全体的に国籍のバランスがよく、クラスについてはとても満足しています。
日本人は少なかったと思いますが、クラスのレベルが下の方になるほど日本人と韓国人の数が増えていくようです。また、夏は短期の学生が増えるので日本人率は上がっていました。
留学の目的は人それぞれですので生活スタイルは異なりますが、全体的に英語で会話しようという生徒が国籍を問わず多かったと思います。
(SEDA)
日本人は4人ほどで、アジア人がほとんどいない学校でした。ほとんどの学生が南米出身の方で、学校で日本語が聞こえてくるといったことはあまりありませんでした。スペイン語圏の学生が多いためか、英語よりもスペイン語で会話をしている学生が多かったことは残念でした。この学校で出会った学生はダブリンで仕事をしておられる方ばかりでしたので、英語学習を最優先にしているわけではないと感じました。私はワーホリではなかったため、仕事と勉強を両立させるような生活をしていた場合は学校の印象が違ったかもしれません。
授業は午前中のクラスのみを受講しました。この学校の授業は前半と後半に分かれており、それぞれ違う先生が担当されていました。一番上のクラスでは授業の前半に教科書を使い、後半は主にIELTSの練習でした。一クラスで二人の先生の授業を受けれることがこの学校の魅力だと思いました。少し残念だったことは、教室によって机の大きさが異なっていて、長いテーブルを使う教室と1人用の机(小さすぎてかなり不便)を使う教室があり、生徒によって好みの違いはありましたが、私は1人用の机がある教室は不便でした。
アクティビティについてはとても充実していたと思います。無料の会話クラスや文法クラスをはじめ、スペイン語やフランス語のクラスや週末の小旅行などのアクティビティが毎日開催されていました。無料の会話クラスは週に二回ほど行われており、友達を作るには素敵な環境だと思います。
ステイ先について
(Horner)
アイルランド人の老夫婦のお宅に滞在させていただきました。留学生の扱いには慣れていらっしゃるようで、何か困ったことがある際に相談しやすかったです。空き部屋が二つあるため、滞在中には他の国からの留学生を受け入れていらっしゃいました。私は長期でしたので、滞在中に短期の学生として3人のイタリア人とベネズエラ人に出会いました。また、隣の家でも留学生を受け入れていたので、そろって登校できたのはいい思い出です。
(SEDA)
1人部屋のシェアハウスを手配してもらいました。部屋の広さや立地は問題ありませんでしたが、管理会社の方が時間にルーズで、ヒータの故障などのトラブルがあった際の対応には困りました。おそらくSEDAには責任はないと思いますが、自分で家を探してもよかったかなと思いました。
アイルランドでの生活について
ダブリンは首都ですが、大都市と言う訳ではなく、都会と田舎の間といった印象です。長期の場合は飽きてしまうことがあるかもしれませんが、ダブリンを出ると自然豊かな観光スポットがあるので問題はないと思います。
学校のアクティビティに参加して小旅行をしたり、友達と街をぶらぶらすることが多かったと思います。電車(Dart)を利用することでハイキングコースなど行ける場所はたくさんあります。
また、LCC(数千円)を使って何度か海外旅行もしました。
困ったこと
一番困ったことは食事です。ステイ先は素敵なところでしたが、夕食が美味しいと感じたことはあまりありませんでした。また物価が高いため、学校帰りのランチで外食すると1000円以上になることが多いと思います。サンドイッチのような物でも日本より値段が高くかつ美味しくないという場合が多くなると思います。
良かったこと
アイルランド人に親切な人が多いと聞くことがあると思いますが、それは本当だと思います。ステイ先、学校のスタッフを含め、滞在中に出会った方々は素敵な方ばかりでした。
アイルランドが語学留学先として、マイナーであるためか出会った日本人は勉強熱心な方が多く、日本人同士でも英語で会話しようという雰囲気があり英語学習の環境としては最高の場所だったと思います。
語学留学を考えていらっしゃる方の中には日本人率を気にする方が多いと思いますが、その場合はできるだけ留学前に英語の勉強をされることをお勧めします。クラスのレベルが上になればなるほど、日本人率は減っていきますし、たとえ日本人がいても英語で会話をするのに困ることは無いと思います。
上にクラス替えのことについて書きましたが(Horner)、もし先生があわないと感じた場合は日本人であることを忘れて受付に相談することをお勧めします。英語で違うクラスに移りたい理由を話すことは大変なことだと思いますが、合わないクラスにいるよりは環境を変える方いいと思います。三ヶ月ごとにクラス替えはありますが、他のクラスに空きがある場合はすぐに変えてもらうことができるようです。レベルを上げてもらう場合はテストを受ける必要な時もありますが、同レベル間ではすぐにクラスを変えてもらっていました。
最後に、アイルランドは治安がいい国だと思いますが油断はせずに、慣れてきても日本ではないということを意識して生活することが大事だと思います。私は被害に遭うことはありませんでしたが、ダブリン中心部で携帯電話のスリの現場を目撃しました。また、置き引きにあったという話も聞きましたので最後まで気を抜かずに安全に生活なさってください。
高木様をはじめニチアイスタッフの皆様には大変お世話になりました。滞在中にメールで質問させていただく場面が何度かありましたが、毎回素早く丁寧に返信をいただきました。海外に長期で暮らすことは初めてであったため不安でしたが、何かあればニチアイ様に相談できるという環境のおかげで充実したアイルランド生活を送ることができました。本当にありがとうございます。
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