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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

37歳女性。コロナ禍の留学で、キプロス5週間の後、アイルランドへ移動してブレイのATCに5週間通い、アパートメントとホームステイの両方を経験。

アイルランド留学経験者の感想
2020年10月終了者

 

1. 年齢、性別、留学前の職業

アイルランド留学
ブレイヘッド
アイルランド留学
ニチアイツアー
アイルランド留学
コーク観光

 37歳、女性、プログラマー

2. 学校名及び期間

 ・English in Cyprus(English learning center)__7/26〜8/30(5週間)
 ・ATC Language school in bray__8/30〜10/4(5週間)

3. 予算(お小遣いを含む)

 飛行機代__12万円(日本〜キプロス往復) + 8.5万円(キプロス〜アイルランド往復)
 学校(20Hコース2W + 26Hコース3W + その他)__17.4万円(※)
 宿泊 (学校アパート2W +ホストファミリー3W)__13.4万円(※)
 お小遣い(おみやげ含む)__7.3万円(※)
 アイルランドでのPCRテスト検査費__2.5万円(※)
                           ※…125円にて計算

4. 留学の目的、及びなぜアイルランドを選んだか?

 ケルト文化・遺跡・自然が好きなのと、ダブリンに住んでいる友達がいたため。
 また、通貨もユーロなので旅行の時に再両替しなくていいのと、ニチアイさんのホームグラウンドなので何かあれば安心だと思いアイルランドを選びました。

5. 最終的にその学校を選んだ理由

 ホームページを見ていて、ホームステイ先がほぼ徒歩圏内であること、乗馬ができる環境が近くにあること、ダブリンに近いけどコストは安いことから気になっていて、実際説明会で教師の品質もよいと聞いたのでそちらに決めました。
 新型コロナの影響もあり、去年の年始に願書を提出していましたが一旦延期扱いにしてもらっていました。8月10日に学校が再開されるということでニチアイさんに確認してもらったところ、生徒も多く国籍もばらつきがあり、オンラインでのアクティビティが多いもののオリエンテーションアクティビティもやっているとの情報を聞き願書を再提出しました。延期は2021年中まで可能でしたが一旦日本に帰国すると、また資金をためる必要があり2021年中の再渡航は難しいので今年行ってみようと決めました。

6. 学校及びステイ先とアイルランドでの生活のついての感想

●学校
  ・オンラインレッスン:Zoom使用
 オンラインレッスンはネットの接続が悪く、ほとんど音声と画像がクリアではありませんでした。
 検疫期間中のオンラインレッスンも、26時間コースの午後のレッスンクラスもレベル混交で、初めの週は一番高いレベルに合わせた授業だったのでとても難しかったです。みんなも同じだったらしく、次の週は一つ下のレベルの教科書を使っての授業でした。
 私のように接続が悪い生徒もいるので、zoom以外にもWhat’sAppのグループに招待してくれ、画像を共有しながら説明・問題を解く・会話の練習をしました。会話は全員での時もありましたが、先生がbreak room という数人のグループに分け、そこで会話の練習や、今の問題の答え合わせをしたりしました。レベルが高く早口の人がいて理解するのは少し大変でしたし、質問しようと思ったらもう次の話題に入っていて質問しにくいと感じました。わからない単語はネットですぐ調べられるのは便利でしたが。
 ・対面レッスン
 ロケーションは最高でした。海の前で近くにバーガーショップやカフェもあり、休憩時間に飲みに行きました。授業中も海を眺めながら授業できたのはよかったです。
 朝学校の受付で体温チェックをして教室に入るのですが、毎日30分歩いて通学していたため体が温まっており、いつも体温がエラーになりました。数分学校の外で待って再検査して教室に入ることが多かったです。
 教室は一日中暖房なしに窓かドアを開けていたので寒かったです。9月後半から暖房+窓のみ開けるに変わったのでだいぶ寒さはましになりました。
 クラスは最大7〜9人ほど。私のクラスはブラジル人、トルコ人がほとんどでした。私が話したブラジル人・トルコ人は全員コロナ以前からアイルランドに来ており、働いていたため金曜は学校に来ないのでマンツーマン授業を受けることができました。
 その他国籍としてはイタリア、スペイン、フランス、台湾、フィリピン、日本などで、以前から滞在していた方もいますが、2週間の隔離を経てアイルランドに来ている人がほとんどでした。
 ・その他
 学校の受付スタッフにはいろいろ相談し親身になってはくれましたが、受付から各担当者の対応があまり良くなかったです。
 こういう場合はこの人にという案内メールが来るのですが、かなり細分化されており同時に何人もの担当とメールしなければならずメール管理が複雑で面倒でした。

●学校アパート
 2週間の検疫中はこちらに滞在してほしいとのことで学校アパートに2週間滞在しました。(専用バスルーム、wifi完備)キッチン・リビング共用。
 元々2人用の部屋を1人で使ったので広かったのですが、初日にシャワーのお湯が出ず深夜に管理人に来てもらいましたが解決せず。初日はまだ入居者がいない部屋のシャワーを使って、翌日業者に来てもらってお湯がでるようになりました。また検疫中はオンラインレッスンを受けていたのですが、wifi接続が悪く授業をまともに受けることができませんでした。他の入居者も接続は同様で、3人で苦情を言いましたが時間がかかるということで、結局私の検疫が終わった2週間後の午後に解決しました。

●ホームステイ先
 新型コロナの影響でホームステイの受入れ可能な家庭が少ないそうですが、双子の男の子がいる夫婦がステイ先でした。学校には徒歩30分。
 普通のシングルでお願いしていたのですがバスルーム・トイレは専用でした(おそらくこれも新型コロナの影響?)マザー、ファザーは双子の世話で忙しく、航空券のキャンセルや困ったことがあった時に相談しても、基本的に学校の受付に相談してね、と言われました。
 私の英語のレベルは高くないので、マザーが早口なのと単語が分からないので理解できないというと、はっきり単語で分けて言うのですが、子供からシャウトしないで、と言われたくらいには発音が強く少し怖かったです。
 食事は必ず全員でとって、今日はどんな事があったか話を聞いてくれました。

●アイルランドでの生活
 検疫期間中は日本の自粛と同じような感じで、スーパー・散歩・テイクアウトの受取での外出は問題なかったので、オンラインの授業が終わると街の中心やブレイヘッドをぶらぶら歩いたり、海辺を眺めたり、スーパーに行ったりしました。
 対面授業の時は、授業終わったら10分以内に学校の室内からでなければならず、アクティビティはないし、クラスメイトは働いていて一緒にお茶に行ったりできませんでした。
 夕方パブに行こうと思ってもホームステイ先はちょっと遠いし、席は屋外で寒いしほとんど夜は出歩かなかったです。
 スーパーの物価はキプロスより少し高くランチ代は3〜6ユーロほど。スーパーによって賞味期限間近のコーナーがあってそちらか、サンドイッチ・スナック・ドリンクのセット、バーガーのテイクアウトをよく利用していました。一気に野菜買って料理をする人だったらもっと安く抑えられると思います。
 私が過ごした5週間で、傘を使ったのは3回ほどで天候に恵まれていたのはよかったです。ほとんどは夜や早朝の雨で、学校に行く前には雨が止んでいました。9月2週目くらいまでは日中半袖で問題ない暑さでしたが、それを過ぎると急に冷え込み羽織1枚では少しもの足りないくらいでした。

7. 週末の過ごし方

 検疫中は公共交通機関に乗るのは推奨されないので、海を眺めたりブレイヘッドを歩いてみたり、同じく検疫中のスペイン人2人とスーパーに行ったりしていました。
 検疫後はダブリンにいる友達に会いに行ったり、一人でダンレアリーに行ったりしました。
 ニチアイツアーにも参加して、ツアー後はニチアイさんにコークまで乗せていってもらい翌日コークの観光もすることができました。

8. 留学中困った事、及び良かった事

●困ったこと
 ・各担当の対応が酷かったこと。
 宿泊担当がホストファミリー宅に移動する際にメールでホストファミリー情報を教えてくれたのですが、質問がある場合は聞いてくださいというので質問すると「直接ホストファミリーに連絡して自分で管理して」と言われたり、フライトがコロナの影響でキャンセルになった時に、webから変更することができず、電話をしてフライト変更しなければならない時に英語に自信がないからアシストして欲しいといったのですが、こちらではできませんと断られました。ホストマザーから連絡すると、やっと対応してくれました。
 別の問題で別の担当に連絡すると「今ホリデー中だからこっちに連絡して」→教えてくれた人に連絡→「私は担当じゃないからこっちに」と別の担当のメールアドレスを表示されました。
 メール転送もされず、たらい回しにされ気分が悪かったです。結局は最終的な担当はメールに返信をくれず、ネットの接続の件で一緒に伝えた際、ニチアイさんがこうではないか、ということで解決しました。
 また、アパートから移動する際にホストファミリーに行く日程や時間がいつの間にか変わっており、宿泊担当・アパート管理人2人のいうことが少しずつ違っていたので混乱しました。私だけではなく同じ検疫中のスペイン人も急に移動日が変更されていました。
 担当と言っている割にあまりアドバイスも助けもしてくれないし、それぞれでいうことも違っていて情報の共有ができていないと感じました。
 一番困ったのはPCRテストです。帰国時の経由国で72時間以内のテスト結果が必要でした。担当に自由診療ができる病院とメールアドレスを教えてもらって、自分で予約したのですが、診察日は3日前にしたよと言うと4日前に変更させられました。何度も経由国到着の72時間前のテスト結果が必要なので期限が過ぎると伝えましたが、「アイルランドを出発する3日前だから大丈夫!空港で日付が変わるけど乗り継ぎだから問題ない。心配しないで」(テスト結果が必要な経由国につくのは翌日)と何度確認しても、同じように言われ根負けしてしまいました。案の定経由国では再テストが必要で、再度費用を払う必要がありました。

 ・授業での紙禁止
 途中から新型コロナの感染リスクを減らすため、と練習問題は紙で配っていたのが、突然メールでpdfを受け取り授業をすることになったこと。携帯画面も小さく、チャージもすぐに切れるし、別のページに分かれた問題を解くのにスクロールする必要があるなど面倒でした。

●良かったこと
 先生はよかったです。授業も60分もあるとかなり勉強できました。カフェに行ってもみんな英語しか話してないので普段の生活でも英語を聞けました。
 オンラインレッスンで同じブレイ校に行く予定の人たちとグループ作ってチャットしたりダブリンに出かける予定を立てたりできまました。ちょうど予定を立てた次の日にダブリンがレベル3の規制地域となってしまい出かけられなくなったのは残念ですが、オンラインでも友達を作れてよかったです。

9. その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

 ・感想
 学校ではアクティビティが少ない分勉強に集中できるかと思いましたが、インプットはできても、アクティビティがないとアウトプットの場が少ないと気付きました。オンラインでのアクティビティはありましたが、申し込みが面倒で参加しませんでした。
 学校のアクティビティはなくても、クラスメイトは自分で観光ツアーに参加しており、ツアーサイト教えてもらいましたが、土日はもう空いてる日がなく参加できず残念でした。
 新型コロナですぐに留学先の国の状況は変わっていく中、大変な思いもたくさんしましたが、楽しむこともできました。辛いこともありましたが、色んな経験ができたし結果的に行けてよかったです。
 アイルランドの緑は本当に綺麗でした。アイルランドは新型コロナに対し慎重な姿勢の国でなかなか規制は緩まず、行きたかった観光地や乗馬ができず思いっきり楽しめなかったのは残念ですが、次回またチャレンジしてみたいです。

 ・アドバイス
 コロナで状況はすぐに変わるので、外務省のたびレジは絶対登録しておいた方がいいです。在アイルランド日本国大使館からメールで最新情報が送られてくるので、規制の内容や状況を正確に確認できます。
 また教科書以外に、PDFを見ながらの授業や、オンラインレッスンがあるのでPCとモバイルバッテリーは持って行った方がいいです。

10. ニチアイへの印象及び対応についての感想、ご意見

 キプロス分参照。


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