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アイルランド留学--アイルランドで英語を勉強しませんか--留学体験談

40歳女性。ゲストハウスに住み込んで少人数で英語漬けになる、北アイルランドのバンガーにあるアストンアカデミーに1週間の短期留学。

アイルランド留学経験者の感想
2019年10月終了者

 

1. 年齢、性別、留学前の職業

 40歳、女、会社員

2.学校名及び期間

 Aston Academy、2019年10月7日から1週間

3.予算(お小遣いを含む)

 飛行機代約15万円、学費約9万円(食事含む)、お小遣い3万円程度

4.留学の目的、及びなぜ北アイルランドを選んだか?

 英語(特に会話力)のブラッシュアップが一番の目的でしたが、単にアイルランドに滞在したかったという理由も大きいです。南は何度も訪れているので、今回は北アイルランドを選びました。

5.最終的にその学校を選んだ理由

 少人数制で、先生や他の生徒と同じ建物に滞在する形式なので、英語を話す機会が多く持てそうだったため。

6.学校及びステイ先と北アイルランドでの生活のついての感想

 ・学校について
 学校自体がゲストハウスになっていて、ダイニングルームやいくつかの部屋が教室になっています。少人数なので窮屈な感じはありませんでした。
 生徒の国籍はスペインやイタリア、セルビア、コロンビア、ロシアで、若い人もいましたが全体的には20代後半から30代、という印象でした。時期により違うとは思います。
 教室ごとに担当の先生がいて、生徒は1時限毎に教室を移動します。合間にキッチンで軽く何かつまんだり、お茶を淹れることもできます。休憩時間は大抵キッチンに皆が集まるので、休憩とはいえ常に英語が飛び交う状態です。先生はそのような状況でも、必要に応じて英語の誤りを直してくれます(キッチンにもホワイトボードがあります)。
 オーナー夫妻の奥様は、平日の食事(昼と夜)を作ってくれる他、場合によっては授業も担当されるそうです。なお、以前日本にALTとして滞在していたことがあるそうで、ある教室には日本のものがたくさん置いてありました。
 他の先生は、住み込みが1人、通いの先生が2人いました。教本のコピーを使ったり、雑誌の記事を使ったりとそれぞれスタイルは違いますが、発音練習等きっちりとした授業を行う点はみな共通していました。宿題も出ます。
 また、生徒は滞在中に一度はプレゼンテーションをすることになります。テーマは何でも良いですが、最短でも3分以上。昼または夜の食事後、ダイニングルームで行います。また、それとは別に食事中に「…(例:日本の時事問題)について説明してみて」と振られることもあり、日本語でも難しい話題の場合は結構大変でした。ただ、単語力のなさに改めて気づいたり、外国の人から見て日本のどういった点に興味を持つのか、というようなことがわかったりもするので、とてもプラスになるとは思います。
 午前中は授業で、お昼のあとは日によって異なります。週に2度フィールドトリップがあり、その場合は先生の車に分乗して向かいます。自然の中を歩く機会も多いので、汚れてもよい靴とフード付きの上着があると重宝すると思います。なお、フィールドトリップ中に先生が解説した英語は、その後の休憩(パブなどで行われることも)でクイズ形式でテストされます。
 他の日は基本自由時間ですが、夜に町のビンゴ大会や映画に行くこともあります(任意です)。私は映画と、たまたま歴史関連の講演会があって誘われたので行きました。

 ・滞在について
 ゲストハウスは100年近くの歴史がある建物ですが、きれいで、シャワーなどの設備も問題ありません。WIFI完備です。1階にキッチンがあり、朝食はこことダイニングルームにあるパンやシリアル、果物を自由に取るセルフサービス式です。お茶各種、コーヒー、ココアもあり、いつでも使用できます。
 昼食と夕食はオーナー夫妻と先生(たいてい一人)、生徒で取ります。配膳と後片付けは皆で行うルールなので、積極的に作業(テーブルセッティングや皿運び、皿洗い等)を見つけて参加します。なお、昼食と夕食の時間は前もってキッチンの前にあるホワイトボードに表示されます。
 また、たまに奥様のお母様(別のところにお住まいです)が料理などの手伝いに来られることがあり、フィールドトリップに同行されることもあります。

7.週末の過ごし方

 日曜日の夜に到着、金曜日の授業後すぐ出発したのでわかりませんが、他の生徒の話を聞くとバンガーの町で週末ごとに行われているウォーキングイベントに参加したり、近郊の町(ベルファストも含む)などに遊びに行ったりしているようです。なお、週末の食事は学校の費用に含まれていないようですが、新しい生徒が来る日曜日の夜はみんなで取るそうです。

8.留学中困った事、及び良かった事

 日本からダブリン着でベルファストまでの移動中、電車を一部で使いました。Enterpriseという特急列車ですが、ベルファストの2〜3駅前でシステムトラブルにより電車が止まり、線路上で5時間ほど立往生しました。幸い、日曜日だったので乗客も比較的時間に余裕がある人が多かったのか、車内は混乱することなく皆が落ち着いて動き出すのを待つという感じでした。電車のスタッフも、飲み物を配ったり情報を随時放送で知らせてくれたりと対応がとても良かったです(英語は早口だったので、多少聞き取りにくかったですが)。
 あとは帰りの飛行機が、台風19号の影響で経由地(ヘルシンキ)から出発できなくなり、2日間足止めされたことです。幸い、航空会社が宿泊先や食事を手配してくれたので、滞在そのものは問題ありませんでしたが、これまでにない経験だったので最初はちょっと困りました。

 良かったことは、(上記も含めて)いろんな国・地域の人と交流が持てたことです。

9.その他感想又はこれから留学する人へのアドヴァイス

 以前あったテロなどの影響で、北アイルランドは怖いというイメージもあるかと思いますが、バンガーは本当に穏やかで心配することはないと思います。もちろん最低限の注意(特にベルファストへ行く場合は、繁華街は夜ひとりで歩かない、持ち物に常に気を付ける、など)は必要ですが。あとは、Brexitなどの時事問題に留意しておくと良いかと思います。
 この学校について特に言えるのは、上記の通りとにかく英語漬け、特に発表する機会が多いので、日本文化や自分の興味のあることについて予習しておくといいかもしれません。もちろん、滞在中にネットで調べることもできますが、準備しておくほうが心に余裕を持てると思います。あとは小さめのメモ帳を持っていくこと。食事中も含め、いろんな場所で単語の解説やクイズ(という名のテスト)があります。スマホのメモ機能を使いこなしている人なら不要かもしれません。

10. ニチアイへの印象及び対応についての感想、ご意見

 何度もお世話になっていますが、疑問にはきちんと返答を頂けるのでありがたいです。今後もお世話になる機会があると思いますので、その際にはまた宜しくお願い致します。


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